2013年5月30日
アメ細工 特別授業!
昨年度、国会議事堂の後ろにそびえ立つ、ザ・キャピトルホテル 東急の総料理長、加藤シェフが本校で特別授業を調理師科の学生さんに行なっていただきました。
まず、その話はいずれまた・・・
「キャピトル東急」は、東急ホテルブランドの中で最高級ブランドに位置し、永田町の1店舗のみ。
総理大臣が外食などで利用する姿もみられます!まぁ総理官邸の向かい側ですから・・・
さて今回は、そのザ・キャピトルホテル 東急の製菓部門の責任者として君臨する安里 哲也シェフパティシエをお招きしました。
https://www.capitolhoteltokyu.com/ja/restaurant/boutique/cake/index.html
現在は次世代トップパティシエの一人として、日本洋菓子協会連合会 指導員やコンテスト審査員も歴任。
でも料理人としてのスタートは、和食の料理人!!!としてキャリアをスタートされたんだって。懐石料理などの御食事後に提供されるフルーツ「水菓子」から着想を得て、独学でデザートの研究をしたことがきっかけとなり、25歳で洋菓子の世界へ転向。2000年に名古屋東急ホテル入社の後は、2009年「ジャパンケーキショー トップオブパティシエ」優勝など、数々のコンテストで優秀な成績を収められた、日本を代表するパティシエ!
2010年から、ザ・キャピトルホテル東急のシェフパティシエとして大活躍されています!
その安里先生にアメ細工を授業していただいたのには理由があります。
全国の滋慶学園の姉妹校との対抗で行われるクープ ジケイ デュ ラ パティスリー!
https://plus.google.com/photos/117239623329246332688/albums/5813874199332777217?banner=pwa
ちょっと昨年の様子をみてみて!
アメ細工とアントルメ(オリジナルホールケーキ)をグループ校8校が合同で行うコンテストの事ですが、その中でもなかなか見ることの出来ない、トップシェフが作るアメ細工を今回はテーマに、特別授業を行なって頂きました。
コレは去年の仙台校の作品ですが・・・
パラチニットっていう、もともとは糖尿病の食事などに活用されてきた加工糖を利用すると、こげ色が着きにくい、だから加工がしやすく、抜群の透明感も出せるんだって!
ためになる話を聞き惚れているうちに、着々と組み上げられ、
いつの間にか完成!
先生!フルスロットですね!
学生さんにもしっかりと教えていただきながら、質問にも色々と答えていただきました。
あら?
助手に来てくれてたのは、仙台校のカフェパティシエ科1期卒業生の阿部さん!
そういえば、インターンシップ先として選んだこのホテルで、安里シェフのもとで勉強させていただいて、就職先としてキャピトル東急様に選んで頂いたんだね。
緊張してたけど、お昼の休憩時間にはたまたま遊びに来ていた同級生たちと鉢合わせ、久々の再開に盛り上がっていました!その話はいずれの機会にとっておいて。。。
授業の最後には学生さんから質問。
いままでシェフが一番苦労を感じたのはどんな時ですか、って質問に「この仕事が大好きだから、苦労に感じたことは無い」
「結婚式やクリスマスにはこんなケーキを作るんだよ」
感動をお客様に与えるには「期待以上が感動につながる」、つまり「お客様が期待しているモノ以上のものを提供することにより、さらに感動を与えることができる」とのお話に、さらに自分たちも頑張らなくっちゃって、シェフの熱意が全員に伝わったように感じました。
助手についた阿部さんからも「あきらめないこと、あきらめなければ自分のように夢に近づけることが出来る!」って学生さんたちに伝えられ、みんな就職活動への思いも新たにしてました!
みんなガンバレ!来月は学園祭だよ!