2016年10月21日
仙台地域のフルーツ活用研修☆カフェ・パティシエ科2年生
こんにちは
。
お久しぶりの教務髙橋です
10月3日
カフェ・パティシエ科の2年生は郊外研修に出かけました電車とバスを乗り継いで到着したのは、名取市にある宮城県農業・園芸総合研究所
宮城県仙台地方振興事務所主催の勉強会に参加させて頂きました
”みやぎ食材伝道士等の学び舎”という仙台市内のホテルや旅館、ゲストハウスのパティシエやシェフの方々と一緒の勉強会に学生が参加させていただく機会なんてなかなかありません
とても貴重な体験です
農園研とは、宮城での栽培に適した野菜や、果物の研究、新品種の開発、農家さんへの技術指導などを行っている研究機関です
まずは、農業園芸研究所(農園研)の菊地所長に説明をして頂きながら果樹園圃場視察を行いました
宮城が北限の柚子や、品種により性質の違うブルーベリー、小さなリンゴの酸味の強さなどなど、
圃場を巡りながらお話を伺います今の時期に収穫を迎えるリンゴや、ブドウ、梨について
実際に木や棚を見ながら、味わいながらのお話はとても興味深いもので、知的好奇心を刺激されまくりの学生達は熱心にメモを取っておりました
シャインマスカットは房の先端より肩口の方が甘くて香りもブワッと広がるのだそうです
宮城県がおすすめするフルーツについての座学もありました。
果物の一番美味しいタイミングや、酸味と糖度のバランス、保存方法やバラ科果実の進化のお話など盛りだくさんでした様々な種類の梨や、ブドウ、リンゴの試食もさせて頂きました
。食感や甘みの違いなど一人ひとりが確かめながら自分のランキングを作っているようでした
昨年のクープ・ジケイのコンクールでも使用し、アントルメ賞を頂いたサワールージュという宮城県オリジナルの酸味の強いリンゴは、菊地所長が品種開発を行ったものです
取材に来ていたテレビ局にインタビューされちゃったりして・・・
サワールージュの誕生に至るまでのお話も聞かせて頂きました
※このサワールージュを使ったカレーやアップルパイを11月8日、9日に仙台市民広場で行われるおでんまつりの地産地消PRコーナー 仙台コミュニケーションアート専門学校ブースで販売致します。
その時の様子が10月4日の河北新報朝刊に掲載されました
それから数日後、農園研の方々に学校までお越しいただき
宮城県が加工販売に取り組むレッドカーランツ(赤すぐり)についての講義をしていただきました
宮城県産の食材についての学びは、新しい商品開発へと繋げるのです。
求められている学生ならではの視点や、未来のパティシエ達を応援してくださる想いを大切に感じ、
12月16日のショップ演習でお披露目です。
乞うご期待!!下さいませ