2015年10月8日
米粉パン開発企業プロジェクト☆カフェ・パティシエ科
これは、”お茶漬け”を使った新しいパンです。
カフェ・パティシエ科の製パン専攻の2年生は先日、企業プロジェクトの最終プレゼンに挑みました。
仙台コミュニケーションアート専門学校の特徴的な授業内容でもある企業プロジェクトは、
実際にお店から、商品開発の提案を受け、学生がテーマに沿った商品を作ります。
今回のテーマは、”米粉を使った生地を使用して、秋をイメージした商品開発”
秋
=米
=さんま
宮城ならではの秋をイメージして、サンマの塩焼きを大葉やチーズと重ねて焼いたパンなんて、初めて。
サクサクに焼いたラスクのようなパンと、女性が大好きなカボチャを合わせたスイーツのような作品
。
カフェのメニューにあったら嬉しいですよね。
最終プレゼンというのは、実際に商品として販売して頂けるよう自分の作品をアピールする大舞台のことを指すのです。
初めて参加する1年生、この日は裏方として活躍してくれました。
いよいよ始まります。緊張の面持ちの2年生メンバー
。
審査員の方々を前に個人戦です。緊張しないわけがありません
。
なんと、この日は審査員として、卒業生の先輩が来て下さいました
。
その先輩の働いているお店からの依頼ということもあって、鋭い質問が飛んできます
。
結果発表!!
優勝はディフェンディングチャンピオンのUさんの”すき焼きパン”
2冠達成です。準優勝は、Sさん。ゆずの香りと、ポン菓子のアイディアが高く評価されました。
そして、紫芋でスイートポテトを作り、生地で包み、焼き上げる際に生じた隙間を利用して生クリームを詰めるという技術の高さを支持されたO君が審査員特別賞を受賞しました。
今回、ご依頼下さった服部コーヒーフーズ株式会社 カフェ・デリーナ様 https://www.hattori-cf.co.jp/shop.html#del
店頭に並ぶ日が決まり次第、またご報告いたします。
その時は、是非、ご賞味くださいませ。
ご飯より、パンの消費量が増えてしまった近年の日本では、
粉にしたお米を使って利用価値を高めるパティシエ(お菓子屋さん)や、ブーランジェ(パン屋さん)、シェフ(料理人)のアイディアがとても求められています。
学生の豊かな感性を、審査員の方々に評価していただきました
。
応援に来て下さったS先輩とR先輩と、完成までご指導頂いた櫻井先生と一緒に記念撮影
。
お疲れさまでした。